てくてくさんぽ

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花ちゃん・オー君・モンタ博士のてくてく自然散歩シリーズ
2.植物しょくぶつ世界せかい
 (2)くきのつくりとはたらき
6.その
 (4)実験じっけん観察かんさつ調査ちょうさから
(688)あわすアワブキという植物
写真1
花ちゃん
「モンタ博士はかせなにをやっているのですか。」

オーくん
七輪しちりん豆炭まめたんもあるし、あっ! かった。おもちをくのですか。」

花ちゃん
「わたし、おもち大好だいすきです。おしょうゆもいいけど、きなこが最高さいこうですね。」

オーくん
「ぼくは、あんこをれてべたいです。」

残念ざんねんだけど、今日きょう実験じっけんをするんだよ。でも、わってからおもちをべるのもいいねえ⋯⋯。でも、ともかく実験じっけん開始かいしだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
「モンタ博士はかせ実験じっけんとは、どんな実験なんですか。」

「それはね、やすんだよ。」
モンタ博士

オーくん
やす! キャンプみたいですね。いや、キャンプファイヤーかな。」

残念ざんねんだけど、キャンプではないんだよ。でも、わってからみんなでキャンプファイヤーもたのしいねえ。」
モンタ博士

花ちゃん
「ただ、やすだけですか。」

「ここからが大切たいせつなポイントなんだけど、『アワブキ』という名前なまえやすんだ。」
モンタ博士

オーくん
「『アワブキ』⋯⋯いたことのないですね。はなちゃん、ってる?」

花ちゃん
「わたしもりません。そのがどうかしたんですか。」

「この『アワブキ』というやすと、あわのブクブクがてくるそうなんだ。植物しょくぶつ図鑑ずかんなどにはかれているけど、実際じっさい本当ほんとうに泡が出てくるのか、自分じぶんたしかめてみたくてね。」
モンタ博士

花ちゃん
あわがふきてくるので、その名前なまえになったのですね。おもしろいですね。」

オーくん
たのしそうな実験じっけんですね。ぼくたちもなにかお手伝てつだいします。」

「でも、今日きょう使つかうので、ているだけでいいんだよ。どんなふうにえるか、どんなあわるかやってみるから、しっかりと見ていてね。」
モンタ博士

花ちゃん
かりました。あまりちかづかないようにします。」

「あっ! そうだ。説明せつめいするのをわすれちゃったけど、アワブキのだけではなく、ほかにも、ふつうのぞう木林きばやしなどで、よくられる木もいっしょにやってみるよ。」
モンタ博士

オーくん
かりました。ほかとくらべるということですね。」

花ちゃん
「くらべれば、その特徴とくちょうがよりかるということですね。」

オーくん
なんというといっしょにやすのですか。」

「コナラ、クヌギ、ヤマザクラ、エゴノキ、アワブキ、エノキ、アカシデだよ。」
モンタ博士

花ちゃん
ぞう木林きばやしにふつうにられるですね。」

写真2
「そうだよ。それでは、モンタ博士はかせの『アワブキ実験じっけん』のはじまり始まり!」
モンタ博士

写真3
オーくん
「あれあれ? さっそくあわてます。」

花ちゃん
ほかからもすこしはています。」

オーくん
「でも、一番いちばんはアワブキです。」

「どんなあわかな。言葉ことばってごらん。」
モンタ博士

花ちゃん
あわちいさく、クリーミーなかんじですね。」

オーくん
「うわあー。おどろいたね。ほかではあまりあわなどないけど、さすがアワブキですね。すごい泡ですね。」

「この実験じっけんは、いままでにやってみたいとおもっていた実験なんだよ。今回こんかいできてとてもうれしいなあ。」
モンタ博士

オーくん
「ところで、モンタ博士はかせ。このあわ正体しょうたいって、いったいなんなんですか。」

「それはいろいろと調しらべているんだけど、いまいちよくからないんだ。まあ、これからすこしずつ調べようとかんがえているんだ。それでは、おもちをいたり、みんなでキャンプファイヤーをやってたのしもう!」
モンタ博士

アワブキとあわについて
 アワブキというは、本州ほんしゅう四国しこく九州きゅうしゅう朝鮮ちょうせん半島はんとう中国ちゅうごく生育せいいくする落葉らくよう高木こうぼくで10メートルすようになり、直径ちょっけいも30cmセンチメートルほどになるそうだ。分布ぶんぷひろいが、それほど個体数こたいすうおおい木ではない。また、ざいれやすくくるいがしょうじることが多く有用ゆうような木ではなく、まさ雑木ぞうきであり、あまり見向みむきもされない木である。ただひとつ、じんてきけんわせてもらえば、この樹木じゅもく自慢じまんできるところであり、おりなのは、タテハチョウのスミナガシという、それはそれはとてもうつくしく、しぶ和風わふう雰囲気ふんいき色合いろあいをもつチョウのしょくそうであることだ。
 今回こんかい実験じっけん実施じっしするにあたり、なるべく条件じょうけんおなじようにしたいとかんがえ、同様どうようながさ・ふとさのものにした。また、アワブキはぞう木林きばやしなどでもときたま姿すがたせるなので、里山さとやま環境かんきょう普通ふつう生育せいいくしているじゅもくがよいとおもい、上記じょうきのものを選択せんたくした。また、一種いっしゅだけでなく、ほかの木との比較ひかく対照たいしょうすることで、その特徴とくちょうがより鮮明せんめいになると考えたからである。なお、今回こんかい伐採ばっさいしてから10とおほどのものを使用しようしたので、生木なまき状態じょうたいであった。そこで、3か月後げつご半年後はんとしごなど、乾燥かんそうさせたらまたちが結果けっかるかもしれないと考えられるので、ぜひ実施してみたい。
   てくてく自然散歩シリーズ
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